› サベージとの楽しい生活 › 2010年02月07日

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2010年02月07日

秘境?青久

青久集落 たぶん奄美にすんでいる人の98%が行ったことのないところ

現在 一戸だけ人が住んでいます。でも集落とよびたい
以前は十戸ほど住んでいたというから・・・

二十年ほど前に一度だけ行ったことがありました。
車の底をゴンゴン打ちながら・・・

今も牛を飼っている老夫婦が住んでいます。小雨の降る寒い日でしたが、友人と行ってきました。

旧住用村 市集落から嘉徳集落への林道を登っていくと青久への別れ道路があります。
そこを3kほど下っていきます。
ダートですのでオンロードバイクではすごく厳しい やめた方がいい道です。

そびえる山のすその海辺 小さな谷間に一戸 青久集落はあります。




波の荒い海岸 集落は石積みの防潮堤で囲まれています。
それでも台風の時はこわいだろうなー




この青久は島唄にも歌われている「むちゃ加那」の伝説の土地であり、その碑が浜の片隅に建てられています。









むちゃ加那伝説

加計呂麻島 生間(イケンマ)に昔ウラトミという美人がいました。
薩摩の役人に島嫁として差し出すようにといわれ、いやがるウラトミをかわいそうに思い、また周りの人たちに累を及ぼすことをおそれた親は思いあまって小舟にウラトミを乗せ、沖へ流してしまいます。

喜界島へ流れ着いたウラトミは島の男と結婚し、むちゃ加那(かな)という娘をもうけます。
むちゃ加那もとてもきれいな娘になり、島の娘たちのねたみを受けます。

ある日 娘たちは貝採りに行こうとむちゃ加那を珊瑚礁へ誘い出し、海へ突き落としてしまいます。

むちゃ加那が流れ着いたのが、この青久 それで碑が建てられました。

喜界島には小野津(オノツ)集落にむちゃ加那公園が整備されています。

奄美にこられたときには ぜひこの唄をリクエストしてください。

ちなみに「ウラトミ」が生まれた加計呂麻島は美人が多いと有名なところです。(わたしの田舎ですが・・・)



奄美はこれから雨の多い季節を迎えます。
来週は雨マークばかり バイク通勤にはつらい季節です。


  


Posted by ごまもん at 23:10Comments(5)奄美